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『鼻』 こういうのが物語の力なのだよ

『鼻』 こういうのが物語の力なのだよ

どうして小説なんて読むの?と聞かれた時、あたくしはこの本を引き合いに出そうと思います。 大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜...

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『新釈諸国噺』 太宰の最高傑作……かもしれぬ

『新釈諸国噺』 太宰の最高傑作……かもしれぬ

多少仮名遣いが古く、読みづらいところもあるけれど、我慢して読めば内容はベラボウです。 「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期...

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『ひとり飲み飯 肴かな』 料理に歩み寄る姿勢

『ひとり飲み飯 肴かな』 料理に歩み寄る姿勢

久住さんのグルメ作品に通底するテーマとして、欠かせないのは「料理に歩み寄る姿勢」だと思います。ここが他のグルメ作品と大きく違うところ。それが...

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『夜は短し歩けよ乙女』 何度目だろうか、読むの③

『夜は短し歩けよ乙女』 何度目だろうか、読むの③

何度読んでも名作。 映画も観て、改めてゆっくり読むと、風景描写が抜群に上手いことに気づきます。あれ、上手い、のかしらん。好みだ...

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『淫売婦』 プロレタリア文学……らしいよ

『淫売婦』 プロレタリア文学……らしいよ

正直、これがプロレタリア文学なのかどうかと言われると、わかりません。 日本のプロレタリア文学を先導した作家、葉山嘉樹を代表する短編...

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『入れ札』 菊池寛を初めて読む

『入れ札』 菊池寛を初めて読む

そいや、彼の著作は未読だったんですな。 作家でありながら、文藝春秋を作った実業家。 みたいな認識しかありませんでした。 ...

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『はじめて読む人のローマ史1200年』 ローマこそ古典

『はじめて読む人のローマ史1200年』 ローマこそ古典

ローマ史っていい古典感がすごい。 ローマはこれだけのことを教えてくれる!「ローマの歴史のなかには、人類の経験すべてが詰まっている」...

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『寝ずの番』 らもさん面白いよ

『寝ずの番』 らもさん面白いよ

笑福亭松鶴の『らくだ』、生で聞いてみたかったですなぁ。 希代の咄家・橋鶴が最期までオチをつけてオッチンだ。今宵は弟子たちが集まる通...

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『21世紀の落語入門』 そりゃまぁ、叩かれるわな……

『21世紀の落語入門』 そりゃまぁ、叩かれるわな……

悪意のある本ではないと思うのですが、そりゃまぁ、嫌われるでしょうね。 ファン歴三十数年の著者が、業界ヨイショ・しがらみゼロの“客目...

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『珍夜特急1―インド・パキスタン―』 バイクのりてぇ、放浪してぇ

『珍夜特急1―インド・パキスタン―』 バイクのりてぇ、放浪してぇ

学生時代、あたくしもエジプトの砂漠を自転車で走破した男です。 インドのカルカッタからポルトガルのロカ岬まで、ユーラシア大陸を単独バ...

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『絶対にうまい食べ方 中経の文庫』

『絶対にうまい食べ方 中経の文庫』

かなり危険な食いしん坊です。 不規則な勤務体制の業界においても、緻密な戦略により1日3回、どんな食事でも「一番おいしい食べ方」を見...

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『昭和史 1926-1945』 大きい昭和はここから学べる

『昭和史 1926-1945』 大きい昭和はここから学べる

政治的思想の相違は別にしても、わかりやすい名著であることは間違いないでしょう。 授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶...

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『11分間』 純文学的、というべきか

『11分間』 純文学的、というべきか

言い回しのおしゃれさにうっとりしないこともないですが 「むかし、あるところに、マーリアという名の売春婦がいた」。マーリアは、ブ...

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『作家の収支』 事実をありのままに

『作家の収支』 事実をありのままに

これを書いて、これくらい儲かってますよ、というお話。 1996年38歳のとき僕は小説家になった。作家になる前は国立大学の工学部助教...

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『作家小説』 奇怪だが迫力不足

『作家小説』 奇怪だが迫力不足

短編だからかしら、戦慄するようなものが無く。 ベストセラーを生産するための機械にとりつかれた作家。締切二日前に一行も書けず、くだらないアイ...

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『冴えない彼女の育てかた』7,GS,8,9 ちっきしょー面白い

『冴えない彼女の育てかた』7,GS,8,9 ちっきしょー面白い

プロットが秀逸すぎるんですよ。 春、恵と出会ったことを契機に始まった同人ゲーム製作。だが、土壇場でゲームの完成よりも英梨々の看病を取った倫...

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『夜は短し歩けよ乙女』 何度目だろうか、読むの②

『夜は短し歩けよ乙女』 何度目だろうか、読むの②

①につづいて。 「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求...

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『夜は短し歩けよ乙女』 何度目だろうか、読むの①

『夜は短し歩けよ乙女』 何度目だろうか、読むの①

既に相当な回数読んでいますが、何回読んでも発見があって面白い。 「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨...

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『幻影博覧会』 冬目景でしか出せない世界観

『幻影博覧会』 冬目景でしか出せない世界観

この人の描く女性というのはどうしてこう、狂気と妖艶の間にいるのでしょうか。 和と洋が混在する帝都を舞台に、繰り広げられる事件とは―――!?...

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『ココロコネクト』を考える②

『ココロコネクト』を考える②

本日、読み終えました。 目を覚ました時、太一はただ一人グラウンドにいた。人気もなく薄暗い校舎に怯えながら仲間を探す内に、ようやく伊...

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『ココロコネクト』を考える①

『ココロコネクト』を考える①

ライトノベルと侮るなかれ。なかなかに読み応えがあります。 "人格入れ替わり"現象を乗り越え、太一たち文研部員はおだやかな日常を取り戻した。...

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『女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方』の3歳まで 女性は苦手だ

『女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方』の3歳まで 女性は苦手だ

33にもなって、未だに女性が苦手です。 女の子は、素直に親の言うことを聞く反面、感情の整理など難しいところがあり、育てづらい面もあ...

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『頭の回転が速い人の話し方』 ま、理論は理論だわな

『頭の回転が速い人の話し方』 ま、理論は理論だわな

岡田斗司夫の話が、好きなもので。 ■最強の会話術とは何か? 本書を読んだら、ほかの話し方本は副読本にしかならない! 「なぜ...

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『ココロコネクト ヒトランダム』 やっぱ名作やがな

『ココロコネクト ヒトランダム』 やっぱ名作やがな

男女入れ替わりもの、として『君の名は』が流行りましたが、個人的にはこっちのほうが。 文研部の八重樫太一・永瀬伊織・稲葉姫子・桐山唯・青木義...

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『黒い家』 こ、こええの……

『黒い家』 こ、こええの……

いや、ほんと、久々に本読みながら怖くて目を伏せました。 若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧...

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『金田一耕助ファイル3 獄門島』 テンポのいい中二ミステリ

『金田一耕助ファイル3 獄門島』 テンポのいい中二ミステリ

横溝正史作品て、結構敷居は低いよね。 獄門島――江戸三百年を通じて流刑の地とされてきたこの島へ金田一耕助が渡ったのは、復員船の中で死んだ戦...

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『「学力」の経済学』 前半は面白かった

『「学力」の経済学』 前半は面白かった

後半は経済学の宣伝でした。 「データ」に基づき教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な...

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2016秋 本の噺2

2016秋 本の噺2

エムは面倒くさいのエム。

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2016秋 本の噺1

2016秋 本の噺1

村上春樹、kindle化しないかしら。

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『あの戦争と日本人』 歳かな。太平洋戦争に興味があるのよね。

『あの戦争と日本人』 歳かな。太平洋戦争に興味があるのよね。

若い頃はまったく興味がなかった先の大戦。ところが、最近はやたらと興味があって。 歴史とは、前の事実を踏まえて後の事実が生まれてくる一筋の流...

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