『同棲終了日記』 6年付き合って結婚した自分にとって、「有り得た」可能性

まず、タイトルがすげぇじゃないですか。
こんなのがAmazonで安くなっていたら買うしかないわけで。

200円くらいだったかしら。思わず買いました。

付き合いの長い男女あるある満載

この人、本当に10年同棲してますね。
そう思えるのは、言葉の端々に重みとリアリティが感じられるからです。
適当に付き合ってこれたからこそ紡げる言葉の数々。

別れ話を持ちかけられた時の対応とか、別れたあとに思い出す下らない思い出の数々とか。
別れながらも同棲をとりあえず解消できず、何故か同じ部屋で寝ている時のあの感じとか。

あと、この説得笑えました。
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昨日今日知り合った女には言えない、思い言葉ね。笑うしかない。

結局、付いたり離れたり、仕方ないのよね

作者の人も悟っているとおり、仕方のないことなんです。
男女ってそうじゃないですか。

そこを必要以上に重くもなく、かといってもちろん軽くもない。
いい調子で受け入れているあたりがこの著書のすごいとこ。リアリティある。

読みながら、「もし結婚できていなかったら」を考えてしまいました。
もう一つの可能性、こわいっすね。