『リビジョン』を読んだ

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どうも、マツオです。

今回私が読んだのは『リビジョン』 法条遥著 です。

総合評価 ★★★★★★☆☆☆☆ 6/10点

前回『リライト』から続く4部作の2部目です。こういう作品にはありがちかもしれませんが、やはり1部目よりは少し落ちるなと思いましたが、それでも十分に楽しめました。

『リライト』ではラベンダーの香りのする薬を飲むとタイムリープができ、未来にも過去にも未来人は縦横無尽に飛んでいました。『リビジョン』では実際にタイムリープはしません。

今度の物語も『リライト』と世界はつながっているけれど、過去に未来に実際に行くわけではなく、特殊な手鏡を使って過去と未来を見ることができるという設定でした。

果たして過去と未来を見ることが出来たとき、人間はどういった選択をするのか・・・

正直な話、自分は過去も未来も好奇心に負けて見るでしょう。それはもう見れる限り見ると思います。そんなところに自制心働きませんね、きっと。

『リビジョン』の主人公も自分側の人間です。見る能力を使わずにはいれない。しかもそれが自分の子供のためとなれば迷わず使いますよ。

未来を見ることが出来れば、現在の行いを変えることで未来を操作できるかもしれない。それは普通そう考えますよね。子供を救うために未来を変える、喜んでやると思います。しかし、未来を変えるということは、パラドックスを生むことになるわけです。

ある人を救ったことがある人を救わないことになり、またある人を救うためにはある人を殺さなければならないのかもしれない。この『リビジョン』もまた、そういった世界観の中で、最高級の自分勝手が見れます。人の心理ってそういうもんだよね、というのをなかなか上手く表現出来ていると思いました。

未来と過去、時間の概念について考えるのはとても面白く、タイムリープものってある意味ズルいなとすら思ってしまいましたよ。

さて、これから読もうとしているのは『リアクト』 法条遥著 です。

今回4部作の3部目ですね。今度はどんな時間の概念に出会えるのか、楽しみです。

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matsuo

トラック野郎でロリコン男。 本をよく読む。

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