『天顕祭』 ポストアポカリプス的で難解

ちょっと難解でしたね。

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ヤマタノオロチ伝説の息づく未来。50年に1度の秘祭<天顕祭>の日が近づいていた。
咲(さき)は身を隠し、声を潜めてオロチの魔手から必死に逃れようとしていた。
鳶の若頭・真中はそうとは知らず咲を雇い入れる。身の廻りで起こる異変…。
そしてある日、忽然と消える咲…。運命にひきずられるように真中は、やがて天顕祭の
おぞましい秘密に触れる。
圧倒的独創力と心揺さぶる画筆で描ききった冒険ロマンファンタジー。
運命から逃れる女、運命に立ち向かう男。ふたりの淡く激しい恋が<天顕祭>の宿命を変える!

核戦争後、のような世界の中で、祭だの呪いだの、そんな話。
壮大で力強く、それでいて筆も魅力的。

ただ、あたくしにはちょっと難解でした。

文化庁メディア芸術祭マンガ部門受賞、しかも元は同人誌ってんだから、日本の才能はまだまだ埋まっとるな、という感じがします。
文化庁メディア芸術祭といえば、古くは『バガボンド』や『BlueGiant』、アニメ部門では『四畳半神話大系』を選びだしたマジモンのやつ。
そこに同人誌で選ばれるってんだから、大したもんです。

あたくしには難解でしたが。

みんながいい、というものを理解できない苦しみ、ちょっとありますが、まぁ、それはそれで諦めてしまえもする、34歳です。

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