『春画展』に行くための基礎教養 3

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さてさて、さらに勉強は続きます。

喜多川歌麿

女性を描かせたら江戸一、といえばこの人。

版元の蔦屋重三郎(通称・蔦重)とタッグを組んで、表向きでは昆虫の絵の本を売りながら、裏で春画をバンバン売っていたという商売上手ぷり。

個人的には、この方の絵はフェティッシュなところがあって好きなんですよね。

リンク先より引用

着物もやたら派手、装飾もやたら派手、汁とかブツとか、色々誇張されててすごく良い。
おそらく本人のものであろう偏った性癖が絵に出てて、何ともいえない気持ちになります。

葛飾北斎

浮世絵の大作『富嶽三十六景』の作者でもある葛飾北斎。
春画の方はそれほど意欲的に取り組まなかったようです。

それでも、大ダコと女が戯れるこの絵は、この一枚だけで凄い。

リンク先より引用

また、この間観た映画『百日紅』でもあったとおり、北斎には”お栄”という娘がいて、この娘の女性の絵がやったら美しかったんだとか。

映画『百日紅』 吉原の描写にうかつにも涙
落語好きにはたまらない描写がたくさん。 原恵一監督の時点で、相当に観る気まんまんだったのですが、ProductionI.G.が...

史実によると、本人はアゴが出てて、北斎から「アゴ」と呼ばれていたそうですけどね。
ひどい父親だ。

歌川國貞

江戸に二千人いたという浮世絵師の中で、生前に最も評価されたのはこの人だったそうです。その人気をバックに、相当な豪華絢爛な技法を凝らし、贅の極みをつくした絵をバンバン書いていたんだとか。

ちなみにこの人は後に”歌川豊国”を襲名します。三代目であることから、略称は”三豊”なんだとか。落語家みたいですね。

絵の具の種類や重ね摺りがふんだんなせいか、色彩という点では他の追随をゆるさないほど豊かです。ぜひ生で観たいタイプの作家さんですね。

リンク先より引用

渓斎英泉

ブスなんだけどどことなくエロい女、っていますよね。
そういうタイプのエロさを書くのが得意な人なんですって。

あたくしにゃ、どのへんがブスエロなのかは分からないのですが、そういう評価です。
今のセンスからいうと面長で単なるブスです。

北斎を尊敬し、文化文政期の春画は北斎一門か渓斎英泉かというぐらいの寡占状態を創りだしたそうな。

リンク先より引用

もう一回くらい、続きます。

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都内在住のおじさん。 2児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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