『変身』には東野圭吾の女性観が表れてる?
ちょっと女性の描き方に癖がありますよね。 世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯! 脳移植を受けた男...
Podcaster、ハガキ職人、落語ファン、アニメファンである写楽斎ジョニーの、生き恥の記録です。
ちょっと女性の描き方に癖がありますよね。 世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯! 脳移植を受けた男...
最後まで濃密な文章。圧巻の作品です。 位置: 389 訪ねていってみると、そこは 遊廓 だった。 東某という 妓楼 の亭主は耕作の身体...
あたくしは『点と線』や『砂の器』より好きだな。 身体が不自由で孤独な一青年が、小倉在住期の鴎外を追究する芥川賞受賞作『或る「小倉日記」伝』...
盲目的な人ほど傍からみていて楽しいものはない。ただしその人の主張が共感できるものであれば。 位置: 1,972 そして私が言いたいのは、...
上巻だけで読むのをやめられた人はいるんでしょうか。 総統の行く末が楽しみで思わず積んでいる本を飛ばして読了。いやぁ、良かった。...
悶々とした感情をよく描けてる。こういうの読むと、純粋なエンタメ小説とかまどろっこしいな、と思います。あたくし、もう、この手の本だけ読んでりゃ...
五輪選手の私小説。拙さが味になっていてとても好き。西村賢太好きの友人からの勧めで読みました。 主人公の「ぼく」こと坂本が、ロサンゼ...
いわゆる『ビブリオ古書』的な。ある分野の専門家がやたら推理力が高く、安楽椅子ですべてを片付ける系のやつ。 殺人を告白して死んだ推理作家のア...
あんまりシックリこないんですよね。 墓暴きとかでない限り、タブー化することの弊害の方が大きいと思います。 位置: 2,391 「特攻は...
命を賭した人の言葉をどうのこうの、言えないでしょ。 とりあえず戦争しないことになっている現代において、どれだけ本書から引き出せるのか。 ...
文章にエモさが入りすぎていて、これはこれで素直に受け取りずらい。 太平洋戦争末期に実施された“特別攻撃隊”により、多くの若者が亡く...
1巻を読んで、なんのついでか2巻も読了。 ちょっと苦労しました。 妖怪、もののけ、魑魅魍魎……「あやかし」たちが跋扈する、その昔。 江...
没頭している人ほど面白いってね。 位置: 1,365 ベリーニ女史が立ち上がった。一同は即座に彼女のほうを見た。 「重要なのは」。ベリ...
こういう視野狭窄な主人公のハナシ、好きなんですよね。 ヒトラーが突如、現代に甦った!周囲の人々が彼をヒトラーそっくりの芸人だと思い...
落語で語られる江戸時代もファンタジーだし、この『火喰鳥』もファンタジー。 位置: 2,447 「連れ立つのは深雪殿の御名に傷が付きます…...
とにかくエモい。 それでいて飽きない。なんででしょ。 かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――...
塾長からおすすめされたんだったな。 昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である坂口安吾の小説。初出は「肉体」[1947(昭和22)年]...
よく言われる「死体が埋まっている」というのは彼の作品から、らしいですね。膾炙しすぎてすっかり本家を忘れていました。 大正から昭和期の作家、...
若者からみた老人のリアルが、浮き彫りになっています。 見たくない人からしたら見たくないだろうな。都合は良くなかろう。 位置: 275 ...
あたくしとしては、結構リアルに感じられました。 「早う死にたか」毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、ともに暮らす...
親は選べないですからね。『万引き家族』じゃないけどさ。自分の親に不満はないが、こんな親の元で育ってもみたかったな。それはそれで大変なんだろう...
これだけの条件がそろった本読んだら、感想をいうのも躊躇われます。 しかし、何も言えないですね。 限られた未来を父は息子のかぎ...
同じ本を読んでも、読解力が違うとここまで見えるものが違うのかと気づかされます。 位置: 678 明治三一年、鏡子は再び身ごもったが、つわ...
30を越え、ますます漱石が好きに。 学校では教えない、生きる上で大切なこと 「本は読まなくてもいい」「効率は求めない」……。生徒との...
猛省の様子すら可愛げ。 p98 「岡山ではいろいろ御世話になりました。よく御邪魔に伺いました」私は同じ事を繰 返しているのに気が...
肉くわなあかん。 たん白質のせっしゅ量が多いほど身長が大きくなる。身長のちがいは、遺伝的な人種差というよりも、むしろ、育ってきた食生活によ...
夢中で読みました。面白かった。 人類と食べ物の歴史。食べたり寝たりしない人間はいないわけで、ということは食べることは人類の歴史...
ずるずると内田百閒の随筆なんぞを読んでいます。 p35 私が気がついて、その気配をうかがって見ると、彼等 は硬直した一団となって...
食べ物の話は終わりがないね。 落語にはじつに多くの食物が登場するが、この食物がポイントになる噺は多い。本書で扱う食物の数はおよそ5...
川原先生のギャグ炸裂。 そもそも甲子園というのが汗と涙のものであるところからして、川原先生の思うつぼですよ。 『遥かなる...