2019春 本の噺②
平野啓一郎さんって文化人まっしぐらなんですかね。
Podcaster、ハガキ職人、落語ファン、アニメファンである写楽斎ジョニーの、生き恥の記録です。
平野啓一郎さんって文化人まっしぐらなんですかね。
どんな本を読んでいたかでその期の充実ぶりが伺えます。
村上春樹の中では最も理解できます。
地雷作品は 荒ぶる季節の乙女どもよ グランベルム に決まりました。張り切っていきます。
思わず読んでしまいました、ってもう数10人は言っているだろうな。今更ながら読了。 積んであったのにようやく手が伸びたというのが...
この長い手紙。一時にこんなにかけるもの? p189 別れ際に緑は僕のコートのポケットに四つに 折ったレポート用紙をつっこんだ。そして家に...
ミドリの性的好奇心にたじたじになる人生を送りたかった。 p54 「あなたってそういうことでも礼儀正しいのね」と緑は言った。「私、あなたの...
みごとなキャラチェンジです。 p155 彼女の乗った列車が見えなくなってしまうと、僕と小柄な女の子はどちらから誘うともなくホテル...
自然体でかっこいい、そういう男に憧れる衝動を感じます。 p97 「ねえ、どうして今日授業で出席取ったとき返事しなかったの? ワタナベって...
若かりし頃に読んだ時よりは嫉妬抜きで読めたな。 「ねえ、もしよかったら――もしあなたにとって迷惑じゃなかったらということなんだけどー 私た...
最近、ちょくちょくガリレオ読んでいます。エンタメに特化したミステリ。さすが東野圭吾氏ですね。 p32 「そういう発言は良くない」...
村上春樹との相性が悪いんでね。 すぐ「どういう意味か」と意味を探してしまう。ダメなんです。相性が悪い。そんな春樹作品ですが、ノ...
この人の旧仮名遣いのような漢字が、漱石とか好きな自分には矢鱈と好ましく思えたりします。面魂(つらだましい)、奇貨、些か(いささか)、口吻、購...
作者の西村賢太氏が落語好きだそうです。どおりでリズミカル。 読者を選ぶとは思いますが、あたくしは好きだな。品はないけど矜持があ...
湿度が鼻先で感じられるような文章を書く。それが筆の力なんでしょうね。 位置: 3,298 密林の樹冠は月光を浴びて金属のような煌めきを放...
どんどん難解になっていくんだ。 位置: 336 「なーるほど。だから『沈黙』読書会なんですね」 店主は我が意を得たり、というように 頷...
好きな森見先生の新刊。 謎の奇書をめぐる冒険譚という態の脳みそグニャグニャファンタジー。ちょっと読む人を選ぶかしら。 入れ子...
村山由佳さんのです。 読書家の知人に勧められて手を付けたら、あれよあれよと読了。読みやすいのが何よりですね。 青くて青く...
本そのものの面白さより、引用されたときに「あぁ、あれね」ってなれる気持ちよさが多め。 なんだか『ド譲』みたいになってきましたけど。 ...
けだしアイデアはすごい。けど、翻訳のせいか、中身はいまいち入ってこないんだよなー。 位置: 1,320 フェーバーはクンクンと書物のにお...
読んでいるとドヤ顔できる本かしら。薄いけどね。 『1984』なんかと並んでディストピアものの古典。この手の本は読んでいると飲み...
東野圭吾氏の魅力は、徹底したエンタメに徹しているところだと思います。 あまり感情に重きをおかず、淡々と物語を進める。その様子が...
敬愛するTwitterの方のおすすめだったので試しに読了。 時代小説をライトノベル風の味付けにするとこんな感じ、という典型的なもの。 個...
落語のマクラに使えるのではないか、と不純な気持ちで購入。実際、そこそこ使えそう。 海外旅行の大事な場面で、パパがくれた辞書に何度も...
あんまりアニメの話をしないもんだから、つい感想を書き忘れちゃうけど。忘備録的に。 実際、面白かった、この2作。 かわいく...
2022年4月26日追記 本当にこんなこと、あるんですかね。 何がどうこじれたらここまでやらなきゃならないのか。 ...
上映は高校生の時だったな。あれから20年。 いつのまにかジェットと同じ年齢に。 映画は最終話の続きではなくて途中の話。22話...
読んでいるうちに腹が減る。いい本です。 江戸落語に出てくるメシを掘り下げる素晴らしい本。 『居残り佐平治』の何気ないメシ...
どっかで誰かがべた褒めしてて、「へー、それなら」と思って読んだら、なんだ、大したことないなという雑感。 本というのは、合う...
カタルシス満載。 彼女たちがどんな挨拶を述べたのか、石神はろくに覚えていない。だが二人が彼を見つめる目の動き、瞬きする様子などは、今もく...