さて、そろそろ振り返りの時期なので、今年秋(2015年10月~12月)シーズンのコンテンツを振り返ってみようと思います。
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本について
『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』
反吐が出るような斜に構えた漫画でしたが、しかし、堪えたのも事実。
しかし、こんな露悪的なことやって、筆者自身は罪悪感とか何もないのかしら。
夢を見るのが若者の特権、のような言い方をする社会に対する強烈なアンチテーゼですな。
『その女アレックス』
何ともいえない後味の、フランスっぽい文学。
しかし、フランスの映画に持っていたイメージに比べると随分と好意的です。
筋書きも、筆者の意図も、構成も、すごく明確で分かりやすい。
それでいて叙情的で、何ともいえません。
「賞を総なめにするくらいか?」と言われると微妙ですが、面白いのは間違いない。
『オトコのカラダはキモチいい』
第一章のテーマが「肛門」、二章が「雄っぱい」、三章が「リアルゲイとの対談」ですよ。ガチぐあいもふくめて、最高でした。
その男性の身体全体に対する、憧憬と肉体的興味に圧倒され、ついつい自分もドライオーガスムに興味が。
妻よ、許してくれ。
『鍵のない夢を見る』
マツオさんの推しで読んでみたのですが、イマイチ。
登場人物に対する愛が足りないですな。
クズな男と、病気な女しか出てこない。こんな世界じゃ、生きにくいでしょう。
『エロゲー文化研究概論』
これは素晴らしい本でした。
ブログでは後日レビューを書きますが、自分が生きてきて少なからず影響を受けたエロゲーというものを、愛情たっぷりに書きおろしてあります。
読まずしてエロゲーは語れないし、読むとやりたくなる。
妻よ、許してくれ。
菫画報
独特の世界観に好き嫌いは別れるでしょうが、間違いなくあたくしは大好きなタイプの漫画。
人にはオススメしなくとも、好きな人とはすぐ仲良くなれる気がします。
逃避めし
吉田戦車のメシへの執着に共感。
アニメは稿を改めます。