今期のアニメはわりと豊作で、なかなか視聴切りが出来なくて時間的にアップアップなんです。
その中でも、一番意外と面白かったのがこの『六花の勇者』。
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剣と魔法のファンタジーものはあまり得意分野ではないのですが、相方のマツオさんと「地雷作品」として、どんなにつまらなくてもお互いに最後まで観るという約束をしてしまったものですから。
しぶしぶ鑑賞していたのですが、どっこい面白い。
伝説の勇者が魔物を討伐するために集まった。
しかし、勇者は6人のはずが、何故か7人集まった。
あれ?おかしくね?怪しいやつは?こいつ(主人公)じゃね?
そんな展開から、主人公が無実を晴らすためにやっきになる。
ディクスン・カーかと思うような密室トリックからの、無実証明。
なかなかいける口です。
安易な表現に流れてしまった、『乱歩奇譚』よりよっぽど好意的に捉えています。
乱歩奇譚はミステリではないが、六花もヴァン・ダイン二十則全部に反してるからミステリではないな。
序盤に出されたヒント全部が嘘だったし。
>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
タイトルを聞き「すわ!ミステリか!」と思って観たのでガッカリです。乱歩奇譚。
というか、ミステリ以前に乱歩ですらないでしょう、あれは。「乱歩げ」なものです。
六花は『ヴァン・ダインの二十則』全てに反するんですか。
まだ結末までたどり着いてないので、あたくしは何とも言えません。
ただし、ミステリだと思って毎週観ています。
結末でガッカリしないよう、心の準備を固めておきます。
でも、少なくとも、二十則の「10.ひょっこり出てきた人物が真犯人ではならない」には当てはまって欲しくないですね……。