あえて言おう、そのためだけに読む価値があると
『女子高生2000』が大好き。
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正直、それ以外の作品はファンじゃなきゃ引っかからないと思うんです。
あ、この人の作品は全部そうか。
でも、あたくしにとってはこの『女子高生2000』のみで買う価値のある本。
すごい作品ですわ。
特に最後のシーン。
いろいろグダグダやって、最後女子高生に叫ぶ啖呵の格好いいこと。
死ぬまでに言ってみたいセリフだけど、多分もう一生言わないだろうな。
いちいちセリフも芝居がかっててね。
演劇の人間のサガなんだろうけど。
誰に何を言われようと、遠藤浩輝という作家が僕にとって憧れなのは変わらないということを強く思わせる作品ですな。
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都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
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