ジャプリゾ先生の名著だそうな。
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確かに謎は面白い。
ある日にちょっとした小冒険にでた独身OLが、ある村に立ち寄ったところで奇妙な経験をするのです。村人がみんな、自分のことを知っているという。
何でかしらんなんて思っているうちに、壮大な罠に引っかかっていることに気づいて……。
みたいな噺。
この筋は筋として面白いんだけれども。
随所に出てくるおしゃれ感が鼻につくのと、あと文章が読みづらいの。
これでもだいぶ旧訳に比べると読みやすいようですが。
あと、最後の解答編への道が雑なのね。
犯人が、やたらと全てを話して終わり、みたいな。
もう少しスマートに終わって欲しかったですな。
シンデレラの罠、のほうが好きかな。
