原作未読。漫画版から入りました。
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驚異の記憶力を持つ東堂は昭和十七年一月、対馬の要塞重砲兵連隊へと配属。そこでの三カ月の教育期間に彼が体験したものは何か?漫画化絶対不可能と言われた日本文学の金字塔ついに出現!
文字数で圧倒される漫画というのは、久々でした。
予備知識無しで適当に読み始めたら、直ぐに姿勢を改められました。こいつはすごい。調べたら原作からして桁外れなものなのですね。浅学を恥じる次第。
簡単に言うと大戦中に前線に投入されたエリートが、軍隊という超法規的慣習を持つところで己の法知識のみを武器に大立ち回りをする、っちゅう話。これが愉快痛快であります。それでいて上司たちのクズっぷりも人間らしくて微笑ましい。あくまで物語として、ね。
原作もすごいのでしょう。でも漫画もすごい。この世界観は再現したものなのかアレンジしたものなのか。少なくとも漫画から読みはじめたあたくしにとっちゃ、違和感も何もなく。
むしろ今から原作を読むのが楽しみです。
アマゾンのレビューも賛否真っ二つ。☆3つがないんですもの。5か1。こいつは名作の傾向ですよ。
全6巻だそうで。全部読めるかしら。