福岡のうどんを例にとってもそう。
かしわうどん、美味しいですよね。また小倉の肉うどんも美味かった。また行きたい。
そういう気持ちにさせたあと、最後にこう言います。
可能なら、ってね。
よくあたくしらオタクは原理主義者化して「〇〇で食べなきゃだめだ」とか「〇〇以外は✕✕とは認めない」とか、言っちゃう。そこをグッと理性的に「可能なら」、「由緒正しい」、と、条件と理由を足してあげる。
これが正しい教養主義の在り方のように思えます。
辛さについてもそう。
グルメにとって辛味は避けられない美味しい要素ですが、それを分解して語る。これがクドすぎなくて良い。
バカバカしさも忘れずに。
やはりタチバナはグルメ漫画の最高峰に位置しつつあります。