本当にこんなこと言ったのか、は不問として。フィクションとしても優秀です。
[amazon_link asins=’B01BS5VL8U’ template=’ProductCarousel’ store=’johnnychoitok-22′ marketplace=’JP’ link_id=’ba2a8139-236c-441e-a2f7-ff01eb0b1a33′]
2巻目は森鴎外編なんです。いわゆる『舞姫』の実話を体とした話。
本当にこんなにロマンチックかは不問にすべきでしょう。面白けりゃいい。
「美形か」の問に「雨中梨花の愁いがあります」と答える言葉の上品さ。異性に対して「雨中梨花の愁いがあるね」なんて言ってみたいもんだ。
現代だから言えることでしょう。そんなことを当時言ってたらかっこいいけど、ね。「他を低くみて増上慢すれば」いい言葉だ。
どっかで使ってやろう。