もう少し根性と楽観性があれば、こういう生き方ができたかもしれない。
深町丈太郎。私立探偵、身長177センチ、体重75キロ、面長、筋肉質。醜男ではないがハンサムとは言い難い。女医と結婚、一女カオリをもうけるが離婚、心はさびしき愛の狩人……。ユーモア・ハードボイルドストーリーの真骨頂。これを読まずに漫画は語れない。
これを読まずに漫画は語れるとは思いますけどね。でも大好きだなぁ。
ボケもツッコミも最上級。素晴らしいね。
台詞回しが素敵すぎる。「そりゃ少なからず滑稽で悲しいが」ってのがいい。
ジロ・タニグチの絵も最高だね。
時々読み返したくなりそう。
『人間臨終図鑑』と共に、節目節目に読みたい。