あたくしもマクラでよく「笑いは健康にいい」なんて言います。
アカデミー賞受賞のロビン・ウィリアムズが演じるパッチ・アダムスは普通の医者とはちょっと違う。ユーモアが治療には一番効き目があると信じる彼は、自分のキャリアのリスクを考えずに、とにかく患者を笑わせようと努力する、実話に基づいたストーリー。
ストーリーは面白い。しかし、ロビン・ウィリアムスがどうも。
「今を生きる」もそうだけど、こいつが出てくるとどうも「泣かせに来てるな」感があってね。斜に構えた性分だとは自分でも思うけど、とはいえ、どうもね。
ラブロマンスも、そしてその後の展開も、なんだかとってつけたようでね。
このときのヒロインとパッチの年齢差もあって、若干モヤる。努力している人を必要以上に悪人にしている気もしてね。
素直に面白い!と言い切れないんだなー。損な性格だなー。