マイケル・カーティス監督映画『カサブランカ』感想 最後、ルノーなんなん?

バーグマンの圧倒的な存在感。

第16回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞の3部門を受賞し、主演ハンフリー・ボガートによる名セリフ「君の瞳に乾杯」でも広く知られる名作ラブロマンス。第2次世界大戦下の1941年、アメリカへ行くためには必ず通らなければならない寄港地だったフランス領モロッコのカサブランカ。そこで酒場を営むアメリカ人リックのもとに、かつてパリで恋に落ちたものの、突然目の前から姿を消した恋人のイルザが、夫で反ナチス活動家のラズロを伴って現れるが……。共演にイングリッド・バーグマン。監督はマイケル・カーティス。

前に見たのは20歳前後。あのときはすごくいい映画だと思った記憶があります。
今見ると、うーん、ちょっと話の飛躍がある。ルノーの最後の翻意、あれって突然過ぎない?とかね。

バーグマンの美女ぶりが圧倒的で、それはそれで観る価値あるんだけど、だからってねぇ。ボガートの引き際も素晴らしく、それはそれでかっこいいんだけど、ねぇ。

今回は「いい男といい女の共演」以外に見どころを感じられなかった。無念。

By 写楽斎ジョニー

都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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