佐藤純彌監督映画『植村直己物語』感想 若き日の西田敏行

先日、西田敏行さんお亡くなりとのこと。
追悼でテレビでもたくさん彼の主演映画が流れていました。そのうちの一つ。

世界的冒険家、植村直己の生涯を描く。原作は植村直己、脚本は岩間芳樹と佐藤純彌の共同執筆。監督は「空海」の佐藤純彌。撮影は「人生劇場(1983)」の並木宏之がそれぞれ担当。

西田さんの若き日の、血気盛んな感じがよく出てる。晩年の好々爺みたいなイメージが強くなっちゃってた。渥美清さんとかもそうかもね。もともとは粗野な感じ。

また、倍賞千恵子さんの 女房ぷりもいい。すっかりさくらのイメージになっちゃったけど、こういうカミさん役もいい。本人は多分全然そんなことないんだろうけど、下町のカミさんのイメージが強すぎて、やりづらいだろうな、他の役。

あたくしの周りに、環境さえ違えば植村直己さんみたいになっていただろうな、というタフネスの男がいましてね。なんとなく彼のことを考えてしまう作品でした。

By 写楽斎ジョニー

都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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