1を観たものの、2は観ていない。なのに3を観たという。
しかも、公開されてからだいぶ経ってから。
しかし、全然観られたし、しかも最高やったんです。
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1にはあった”のほほん”とした田舎風味がまったく無くなっていて、むしろ北関東のヤンキー性に焦点があたってました。
正直、あそこはあんまり得意じゃない。
IKKUとTOMの存在感に揺るぎない安心感を覚えます。
あの二人、存在がもう癒やしです。
それくらい、MIGHTYの悲惨さが際立っています。
ライブシーンが最高すぎる
最後の長回し。あれ完璧ね。
疾走感、どん詰まり感、高揚感と絶望感。
人間の感情がすべて、あの長回しに入っているんじゃないかと思えるような複雑なシーン。あれは常人には撮れない。
話自体は好き嫌いが分かれるものだと思います。
暴力描写もわりとえげつないしね。
ただ、一度、最後の長回しまで全部観ることはけして損にはならないと思える、素晴らしい映画です。宇多丸氏じゃないけど、五億点ですよ。