エヴァンゲリオンのときも感じたんですが、「深読みしたほうが正しい」、もしくは「えらい」というのはオタクの価値観に過ぎないんじゃないでしょうか。
ハクとは何か?坊とは?カオナシとは?
日本の古典やら中国のそれやら、色々持ち出して論じるのも一興ですが、ただ見たまんま、何も考えずにいること。頭を休めること。絵を見てただ気持ちよさに身を委ねること。それが正しい観客の在り方なのかもしれない、と35歳になって思いました。
何が正しいか、を決めるのは宮崎さんだとすると、どっちが意に叶うかしらね。
森見登美彦氏が推薦文を書いていて、それをよんで見直そうと思ったので見た次第。