しかし人間は本当に博打が好きですね。
一時代を築いた藤純子主演による“緋牡丹博徒”シリーズ第1作。矢野組のひとり娘・竜子は、闇討ちされた父の仇を求め全国津々浦々の賭場を流れ歩き“緋牡丹のお竜”の異名をとっていた。やがて仇を探しあてた彼女は一匹狼のヤクザ、片桐の助けを借り…。
物心ついたときには暴対法が制定されていた世代からすると、どうもこの任侠ヤクザものってのは好きになれないんですよね。ロマン……なんだろうけどな。
観てみて、やっぱり得意じゃない。若山富三郎さんら、すごい俳優が沢山出ているのは分かるんだけど、やっぱりどうも義理人情の人間じゃないらしい、自分。
こう見るとYouTubeのテロップにつながるものがある気がしますね。
東映任侠映画、ってジャンルがあるのが信じられないんです。
いや、得心してない、ってくらいかな。
ただ、健さんは格好いい。やたら。