今回はいたずらにしちゃあ、ちょっと看過できないレベルですけど。
思えば、ゆかりんのフリートークのレベルは他の声優の追随をゆるさないレベルで面白かったのです。
いまだって井口裕香とか面白い女性声優はいますが、2003年あたりでは群を抜いたもので。
ゆかりんの男ウケを狙わない逆張りのフリートークは逆に高校男子ハートを鷲掴みにしましたね。
「料理できない」とか言いながら、何だかんだ普通に料理しているのも、何故かパパ目線で可愛かった。
そして、ラジオ『いたずら黒うさぎ』最終回。
思い返せば……と思ったけど、あまり記憶がない。
678回やってきたそうだけど、序盤の記憶が全然ない。
思えば当時は金もなく、録音機材が買えずに生で聴いていただけだったかも。
そして、まさか600回も続くとは思っていなかったです。
最後に話していた「辞めたいと思う時もあったけど」というのは本音でしょう。
彼女のTwitterなどを観ていると、「本当にやばいな」と思うときは何度もありました。
どうしてそんなに孤独を深めてしまったのか。
出来ればラジオで話して欲しかった。
孤独を愛する彼女が、何故、深すぎる孤独に悩んだのか。
あたくしはゆかりんファンであり、人々に話すときはこうも言っています。
「田村ゆかりを17歳で止めてしまったのは僕らだ」と。
アイドルに引き止め、アイドルを40までさせてしまったことの罪を承知しているからこそ、いまでも責任持ってアイドルである彼女を崇めているのです。
なんという勝手な理屈。誰に頼まれたわけでもないのにね。
さて、野球シーズンになってラジオ寄席もなくなって、黒うさも終了。
何を楽しみに生きていこうかしら……。
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