これは芸術的にも、生理的にも、観ざるを得ません。
駅としては護国寺と江戸川橋の間くらいにある永青文庫で行われている『春画展』、これは興味あります。
國貞、歌麿、渓斎英泉などなど。
今、あわてて図書館から本を借りてきて、事前の勉強をしているところ。
高校生の頃、どちらかというと性的な欲望のままに、図書館で調べて以来ですから、随分と忘れていることばかり。
実際に永青文庫に行く前に、いくつか勉強してから行こうと思います。
古くは平安、鎌倉から
春画の歴史は古く、平安時代からのものが当然残っています。
当たり前ですね、人間はエロ絵に興味のある生き物です。
『小柴垣草紙』なんか、中々ストレートにエロいです。

あと、『袋草紙絵詞』ね。
これは”エロいことを考えて尼さんを手籠めにしようとした男を、逆に袋詰にして男根だけ外に出して、肉便器として使った”というすさまじいエピソードの物語だそうです。
性欲って凄い。
「春画」は『春宮秘戯図』より来てる
その後、しばらくエロ絵のブームは沈静化し、再び出てくるのは室町時代。
『春宮秘戯図』が中国の清から届いて、刺激されるんだそうな。
ちなみに、日本の春画の特徴である構図の崩れと局部の極端な肥大化は、中国の春画にはないらしいです。
日本人独特の絵画観なのか、見栄もあるのか。
色々思うところはありますな。
次回は春画の有名人をおさらいします。