池袋演芸場の中席。トリは桂小文治師匠。
[amazonjs asin=”B001D136ZQ” locale=”JP” title=”桂小文治 落語集 第1集 DVD”]
池袋演芸場の中席が11日~15日と16日~20日で出演者が違うって、前からですか?
てっきり鯉昇師匠に昇太師匠が観られるかと思ったら、違って歌春師匠に小文治師匠でした。
文治師匠はどっちにも出てて嬉しい限り。
とかいって、こういう時に限って、いいものが観られたりするから生の芸はやめられない。
小文治師匠の『宮戸川』
文治師匠は『夏の医者』。
先代は江戸言葉の達人でしたが、当代の文治師匠は全体からのほほんとした雰囲気があって、こういう田舎の話がぴったり。
名前は同じでも芸はそれぞれ。文治を襲名したからって、芸まで先代のものと同じになる必要はないってことでさぁね。
いい出来だったのは小文治師匠。
さすがトリ。
根多は『宮戸川』。前半だけでしたが、軽妙で、それでいてゆったりとしてて。
セカセカしていなくて初々しくて。
とくにお花坊の演技が艶っぽくて素敵でした。
あたくしはまだ、あんな若い女性が出てくる根多は当面できませんが、それでも憧れます。
艶っぽいしぐさ、出来るようになったらうんと楽しいだろうなぁ。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 黒澤明監督作品『まあだだよ』感想 所ジョージがハマってる - 2024年9月24日
- 隆慶一郎著『時代小説の愉しみ』感想 こだわりの時代小説おじさん - 2024年9月22日
- 辻村深月著『傲慢と善良」』感想 でもモテ男とクソ真面目女の恋愛でしょ - 2024年9月17日