あやめ寄席、終了しました。
会場は多摩市のヴィータホールという、300人弱入る大きなホール。
池袋演芸場より立派じゃないですかね……。
こんなところで演っていいのかしら。
なあんて思いながら高座に上がったところ、冷や汗をかきました。
何十回と稽古したはずなのに、リズムがとれないのです。
もちろん、稽古したからセリフはすべて頭に入ってます。
忘れることなんざないんです。
ところが、練習のリズムで話せない。
不思議な感覚です。言葉が出てこないんじゃない、リズムが生まれないんですな。
しゃべる芸能をやっている人ならではの感覚でしょうね。
何度も何度も練習したセリフが、違和感をもって喉を通り過ぎる。
これは気持ち良くないし、芸にノレない。。
結局、そう言いよどむこともなく、無事に高座は努められたのですが、どうにも納得がいかない出来でした。
なんででしょ。腹に入ってない、ということなんでしょうね。
この道に入って最初の壁にあたったのでしょうか。