ちょいと小噺!おじさんの趣味のポータルサイト

『遠藤浩輝短篇集1』 きっと可愛い女の子だから

ブランキー自体はそんなになんだけどな

『悪い人たち』など好きな曲はありますけどね。

あたくしも10代の頃は、約束のように聞きましたが、今は別に。
『悪い人たち』を聞いても、かつてほど思わなくなりました。

青春の「はしか」のような扱いをして申し訳ない。
あたくしにとっては今や、音楽全般が「はしか」だったと思っているのです。

そんななかでの『きっと可愛い女の子だから』

この作品は、いくつになっても最高です。

未だに意味はわかってないんですけどね。この女の子が何がしたかったのか。
どうしてパパを殺したのか(ネタバレ)、どうしてパパの恋人を殺そうとしたのか。

未だに理解できていない。
けれど、そこも含めて、自分の大切な何か。
何度読んでも意味不明だけど心に染み入る感覚がある。
そういうものを大切に、何度も何度も読みたいですな。

柳本光晴さんの著作を読んで、再度読み返した次第です。

モバイルバージョンを終了