基本的に四コマは不得意
[amazonjs asin=”B00I7JHW7K” locale=”JP” title=”あつあつふーふー : 1 (アクションコミックス)”]
『けいおん!』以降の四コマ偏重の文化には飽々しているんですよ。
四コマって大喜利みたいなもんで、そんなに沢山消費出来ないんです。
ところが、四コマ漫画は今、萌と相まって全盛です。
四コマ専門の雑誌もあるくらい。
そんなわけで、あtかうしは4コマ漫画にはちょっと慎重派というか、距離をおいている漫画ファンです。
萌え偏重ではない面白さ
しかし、たまたま手にとったこの漫画には、そんな先入観を吹き飛ばすほどの魅力がありました。
テンポの良い笑い、必要以上の萌えのない絵、しっかりしたストーリー、個性的で深みのあるキャラクター…。
どれもちょうどよいです。
何よりいいのは、広島弁。
東京生まれ東京育ちのあたくしにとっては、最高の調味料です。
方言喋る女の子ってぶち可愛いけぇのぅ!!
女の子は当然のこと、おっさんも可愛い
登場する女性各キャラクターも可愛いですが、男も可愛いんです。
娘とカープを溺愛するお父さん、ぶち可愛い。
片思いと片思われを続けるお兄ちゃんもぶち可愛い。
適当な萌えを掛け算するだけの四コマが多い中で、佐藤両々氏のこの漫画は適当です。
「萌え」より「笑い」を程よく大切にしてますね。
こういう漫画に、あたくしなんか、萌えちゃうんです。
続きが気になるけど、次出るのはいつ?
唯一といっていいほどですが、残念なのは次がいつ出るかわからないこと。
昨年の7月に第一巻が出ているのですが、一年たっても第二巻の話が聞こえてきません。
連載は続いているようですが、ねぇ。
佐藤先生、頑張ってください!
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 武田綾乃著『飛び立つ君の背を見上げる』感想 俺達の夏紀! - 2024年4月19日
- モーリス・ルブラン著『奇岩城』 俺のホームズになにしてくれてんだ - 2024年4月9日
- シアン・ヘダー監督『コーダ あいのうた』感想 - 2024年3月31日