シアン・ヘダー監督『コーダ あいのうた』感想

Children of Deaf Adults、略してCODA。そういう略がある事自体が意識が高いよね。

豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聞こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・

アカデミー作品賞ということで視聴。期待通りの名作だった。助演男優賞のトロイ・コッツァー氏も良かったですが、個人的にはこの人が良かった。

エウヘニオ・デルベス氏。「いい先生!」って感じが出てた。髪型もマッチ。

観た人を幸せにしてくれて、それでいてしっかり考えさせてくれる、良作。さすがのアカデミー作品賞。

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