何度読んでも目頭が熱くなります。こうの史代先生、素晴らしい。
昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き市井の人たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか。こうの史代が描く渾身の問題作。
戦争が起こったから、というわけでもないんですがね。
これを読むのは何度めか。忘れっぽいというのもありますが、毎回新鮮な気持ちで読めます。
広島弁の可愛らしさもありますよね。
こうの先生の絵柄と合わさって、可愛いし辛いし。
気遣いあっているのが分かる。日常と非日常の対比が見事すぎます。
何度読んでもいい。何度夕凪があっても、終わっていないんだからね。
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都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
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