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映画『パプリカ』感想 わけわからんを愛する

久しぶりに見ましたが、以前見たときより「わけわからん」の解像度が上がったような気がします。

「時をかける少女」の筒井康隆による同名SF小説を「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」のアニメーション監督今敏が映画化。表の顔は精神医療研究所に勤めるセラピー機器の研究者、裏の顔は“パプリカ”というコードネームを持つセラピスト千葉敦子は他人の夢をスキャンすることが出来るというセラピー機器“DCミニ”を使い、日々患者の迷える心をケアしていた。だがある日、その“DCミニ”が何者かによって盗まれてしまう……。

精神医療研究所が開発した、他人の夢を共有できる画期的テクノロジー"DCミニ"が盗まれた。それを機に研究員たちは次々に奇怪な夢を見るようになり、精神を冒されていく。謎の解明に挑む美人セラピスト千葉敦子は、極秘のセラピーを行うため、性格も容姿もまったく別人の"夢探偵パプリカ"に姿を変え、クライアントの夢の中へと入り込...
パプリカ - YouTube

筒井康隆原作とは知らず。筒井さんは本当に多作で凄い。
映像を先行した作品、という印象ですが、以前より好意的に観られました。

わけわからないけど凄い、というものを許容できるようになってきたかな。もう20年ぶりくらいに観ましたからね。なにより、今は映像の凄さが分かるようになった。昔の自分は、というか今でもそうですが、プロット大好きでしたからね。
そういう基準で評価しようとすると、この作品は難しい。

わけわからんを愛する、ということですね。それに尽きるか。

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