『女子をこじらせて』雨宮まみ著 非モテサブカルに男女差は…無くもない!

女子のせきらら本

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今まで読んだ、女子の赤裸々人生記の中では群をぬいて共感出来ました。
あたくしも非モテサブカルだったからかもしれませんね。

コンプレックスの深さは流石

顔のニキビのことからはじまる容姿のこと、内面のこと、どちらも駄目で傷つくこと。

大体の人間がコンプレックスを深くさせていく軌道に、この御方も乗っています。
あたくしもそうです。
そして、最終的には「美醜そのものが問題なわけではない」と気づく所。
まさにそうなんですよね。

でも気づけるようになったころには、もう10ゲームぐらい離されているんだなぁ。
10ゲームで済んだだけマシとも思いますが。

これだけ書いても、まだ溝を感じます

学生時代にサブカルに傾倒し、ジャニスに通い、ライター業をして……このあたりはあたくしと同じルートですよね。
ある意味、セット販売されている「サブカルコース」とでも言いますか。

ただ、やっぱり男女差はあります。
なんていうのかな。「でも女じゃんか」みたいなところはある。
向こうは「男になりたかった」って言ってるしね。

埋まらない溝はあるってことかね。

貴重なこじらせ女子本

実際、性にまつわることは性になってみないとわからないものですね。
男子をこじらせた本は沢山あるけど、女子をこじらせたことをここまで書いてある本は貴重かも。

これからドンドン出てくるような気もしますけどね。