『名盤ドキュメント』のはっぴいえんどの回が名作だった

メンバー集合して大滝さんの話とか、サービスすぎるでしょ

日本語ロックの最高峰といえばこのアルバムですよね。

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年末の特番で、『名盤ドキュメント』ってぇのがありましてね。
『風街ろまん』をやるってんで、録画をしたんですが、これが名作だったのなんの。
細野晴臣・鈴木茂・松本隆というメンバー集合して、大滝詠一の思い出話をしたりとかして。
もうね、その風景だけでよだれ出ます。涙流す人も居るはず。

大滝さんのおちゃらけた話とか、遊び心をコーラスにふんだんに入れてくる話とか。
「あぁ、はっぴいえんどと出会えて本当に良かった」と思える瞬間ですよね。
番組のなかで、8チャンネルに分かれていたトラックをそれぞれ聞かせてくれたりする演出があるんですけど、これ最高ね。

大滝さんがどれだけメンバーに遊び心を入れていたかわかるのです。
こういう関係の友達ってぇのは、本当に貴重ね。大人な子供。

みんなの枯れ具合が秀逸すぎる

3人が和気あいあいするんですが、みんないい具合に枯れてるんですよ。
脂のないエロ味というかね、そういうものをまとっている。歳相応で、素敵なんです。

バッファロー・スプリングフィールドへの敬意もしっかり語られていました。
佐野史郎さんも出演されていて「同時代だった」とおっしゃられていましたが、羨ましかったですな。
はっぴいえんどと同じ空気を吸って、育ってみたかった。なんてね。

『夏なんです』の夏感ね

印象的だったのは『夏なんです』について。
ファンが『夏なんです』の夏感について語っていたんですけど、ファンならみんな同意するところでしょうね。これ聞くと、今冬ですけど、夏な気分になる。夏の記憶とともにね。

これのリハーサルテイク版が流れたんですけど、これも本当にいい。ジェイムス・テイラーが出てきたのも、音楽ファンなら溜飲を下げるところ。

ほんっとうに才能があるっていいなぁ

才能ある人同士は、その才能の結果で会話ができる。
これは音楽だったり文学だったり、何でも一緒なんでしょうけど。

ある意味ニュータイプですよね。
羨ましいですな。