『Charlotte』の露悪的な部分が白ける

面白くなってきたのは間違いないのですが、ちょっと白けます。

[amazonjs asin=”B011MVXS68″ locale=”JP” title=”【Amazon.co.jp限定】 Charlotte(シャーロット) 1 (メーカー特典:「P.A.WORKS描き下ろしA3クリアポスター」) (全巻購入特典:「Na-Ga描き下ろし全巻収納BOX」「複製原画セット&収納ファイル」引換シリアルコード付) (完全生産限定版) Blu-ray”]

変な語尾はやめれ~

まず、麻枝准脚本のものに顕著な、変な語尾のキャラクター。
あれはやめて欲しいです。

「~~なのです」「~~なのでござる」「~~だよぅ」など。

今回の妹は、更に悪いことに、「~~なのです」「~~なのでござる」の混合系で始末が悪かったですな。あれはひどい。
キャラクターが立つだのなんだのといった以前に、物語に入っていけないほどの違和感しか覚えません。

ま、これは昔からだから、もう直せって方が無理で、むしろ「だったら観るな」というのが正論でしょうけれど。

急に露悪的になるのをやめれ~

平和な雰囲気が一転、シリアスな展開になるとき。

そこで、親族を殺したり、親友に拷問してみたり、といった露悪的ショックを急に与えるのもやめてほしいです。それを露骨にやっていいのは新人のうちだけでしょう。

麻枝准さんはもうベテランで、地位も名誉もあるのですから、そういった卑怯なやり方で関心を引くのは感心しません。

親族の死、親友の悲鳴、などなどのものは劇薬です。
視聴者のテンションを圧倒的に引く、いわば麻薬的スパイス。
しかし、それを麻枝准さんは多様する。いついかなるどの作品でも、そういう手段で場面の展開を図る。

これはあまりに品が無いでしょう。

面白くなってきた

しかし、最も愚かなのはあたくし。
そこまで言っておいて、やっぱりCharlotte面白いなぁと思ってしまうのです。

悔しいですが、仕方がない。
味の素がやっぱり美味しいように、劇薬はやっぱりはらはらさせられるのです。

The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする