貴志祐介氏のデビュー作を2人で読みました。
賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格〈ISOLA〉の出現に、彼女は身も凍る思いがした。
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | RSS
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 映画『ブロンコビリー』感想 これぞ時代劇 - 2023年5月31日
- 映画『イングリッシュ・ペイシェント』感想 大人の恋愛…… - 2023年5月28日
- 映画『今を生きる』感想 原題のほうがいいだろう - 2023年5月21日