映画『忠臣蔵』(大映)感想 講談忠臣蔵の幕の内弁当

オールスターによる一本。

大映創立十八年を記念して作られた忠臣蔵。渡辺邦男、八尋不二、民門敏雄、松村正温と四人で共同執筆した脚本を「アンコール・ワット物語 美しき哀愁」の渡辺邦男が監督、渡辺孝が撮影をそれぞれ担当した。出演は内蔵助の長谷川一夫を筆頭に、鶴田浩二、菅原謙二、山本富士子、京マチ子、市川雷蔵、根上淳、淡島千景、三益愛子、川口浩等々のオールスター・キャスト。色彩は大映カラー。

いわば『講談忠臣蔵』、『忠臣蔵演義』のほうですけどね。講談とかになった人気エピソードを幕の内弁当的に。オールスターだしそれで良いという。

赤垣源蔵の勝新や志村喬なんかも出てて、まさにオールスター。

赤穂浪士入門の一作目としては、こいつでいいんじゃないかしら。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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