『ゴジラ(1984)』 え?終わり?

ゴジラシリーズ復活の1984です。

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公開はあくまで1984年なのですが、一応今作から『平成ゴジラシリーズ』が始まるということになっております。

骨太、そして、原点回帰

1954年のゴジラ誕生から30周年ということで、予算も骨太さも昭和シリーズ最後の方とは段違い。
「怖いゴジラを復活させる」という製作者の意図をずっしりと感じる良作です。

特に、浜岡原発(作中では井浜原発)のセット、新宿都庁のあたりのセットは気合がめちゃめちゃ入ってます。
もちろん、オマージュ的に入ってる有楽町マリオンも素晴らしいですが。

沢口靖子可愛い

もちろん、今もお美しいですが、当時は当時の可愛さがありますね。

終わり方はこれでいいの?

あまりに叙事的に終わる最後。
これでいいという向きもあるでしょうが、あまりに非映画的すぎて、これはこれでちょっと気持ちの整理が難しいかなと思います。

ただ、ホラーというかパニック映画として作られているわけですから、これでいいのかも。

あと、要らないゲスト出演が多すぎてげんなりするところもありましたかね。
武田鉄矢、かまやつひろし、さくまあきら氏あたりは要らないでしょ。

パニック映画に、急に安全地帯の人間が出てきた感じがして萎えます。
ま、それがゴジラらしいといえばゴジラらしいんですがね。時代に翻弄される怪獣としての、ゴジラらしい。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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