映画『ビルマの竪琴』感想 みんな良いやつ過ぎ

いや、実に分かりやすい。誰かのために歌うなんて、人生にそんなにない。

太平洋戦争末期、ビルマからタイへ逃がれようとする井上部隊は、井上隊長以下、みな音楽好きで、特に水島上等兵の弾く竪琴は、疲れ切った隊員たちの心に滲みた。やがて戦争が終わり、井上部隊はムドンの収容所へ送られることに。水島は一人、戦争終結を信じず立てこもる日本軍の説得に派遣される。だが、彼の説得は聞き入れられず隊は全滅する……。収容所に落ち着いた井上部隊は、水島そっくりの僧とすれ違う。それは収容所に向かう途中、放置された日本兵の白骨を見て、霊を慰めることに決めた水島の姿だった。(C)1956日活株式会社

出てくる人物が、みんな、これでもかってほど純粋。

それを良しとして受け入れられるかどうかってのが、まずありますね。ちょっと引っかかった。

水島が心を入れ替えるのがイギリスのナースたちによる鎮魂歌ってのがまた、いい。
それを水島は誰にも話さない。これも水島のプライドでしょうか。

個人的に小乗仏教って好きなんですよね。信じている人たちが純粋そうでいい。

三國連太郎、若い。さぞモテたろうなぁ。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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