映画『大人はわかってくれない』感想 よくある思春期モノ

トリフォーさん、初視聴かな。

フランソワ・トリュフォーが1959年に発表した長編デビュー作。12歳の少年を主人公に描いた自伝的要素の強い作品で、第12回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞、トリュフォーは一躍“ヌーベルバーグの旗手”として知られるようになった。パリの下町で暮らす少年アントワーヌは、学校では教師から叱られてばかりで、家庭では両親の口論が絶えず、息苦しい毎日を送っていた。そんなある日、親友ルネと学校をサボった彼は、街中で母親が見知らぬ男性と抱き合っている姿を目撃してしまう。翌日、前日の欠席理由を教師に尋ねられたアントワーヌは、母親が死んだと嘘をつくが……。トリュフォーは本作の後もジャン=ピエール・レオ演じる主人公アントワーヌの成長を20年にわたって撮り続け、シリーズ5作目まで制作された。

まぁ、悪くないけど、それほど取り立てて評価するほどのものかしら、という印象。タイトルの有名さの割に、という感じですね。引用する作品も多いからかしらね。
何がすごいかわからない映画は、町山さんの解説を聞くと納得できる、という経験から、以下のYouTubeを視聴。

言いたいことはわかるけど、でも、おじさんの自分語り以上のものではないような印象です。誰だってそういう作品はあるけど、「どうしてもこの作品じゃないと!」というものでもない。

我々の世代でいうところの、『スタンド・バイ・ミー』だったり。代替可能。スピルバーグがこの映画で救われた、という点などの、あくまで教養的視点からの作品なのかしら。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』

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