程よいSFで素晴らしいです。
「日の名残り」で英文学界最高峰のブッカー賞を受賞した、日本生まれのイギリス人作家カズオ・イシグロの同名小説を、キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドの共演で映画化。監督は「ストーカー」(2002)の新鋭マーク・ロマネク。外界から隔絶された田園地帯に佇む寄宿学校ヘイルシャムで学ぶキャシー、ルース、トミーは、絵や詩の創作活動に励みながら、“特別な子ども”として育てられた。18歳になってヘールシャムを出た3人は、農場のコテージで共同生活を始めるが、ルースとトミーが恋人同士になったことで友情が崩壊していく。
友情の崩壊にテーマがやや絞られていますが、しかし原作の雰囲気は出ていますね。良い映画化だ。
そしてキャリー・マリガンさん、男好きしそうなラツだね。かわいい。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 車谷長吉著『錢金について』感想 車谷氏の金銭観、聞きたい - 2023年12月6日
- ヴァン・ダイン著『僧正殺人事件』感想 コック・ロビンなだけ - 2023年11月30日
- 黒沢清監督映画『cure』感想 役所広司の存在感 - 2023年11月29日