『東京喰種トーキョーグール』の手法に、分かっていても胸を打たれる

シビレましたわ

マモの演技も最高でしたが、この物語の鉄板のプロットに、心穏やかではありませんでした。

ghoul3

喰うか喰われるか、対立関係にある二つの種族の間に、争いをやめようとさせる主人公。
しかし、彼の近しい人のところに、対立に起因する不幸が次々と起こる。
その時、主人公はどうするのか。

例えば先日テレビでオンエアされた『もののけ姫』だってそうですよね。
アシタカは人間と森との対立を止めさせたい。
けれど、森は人間を、人間は森を、攻める。憎む。

トーキョーグールの面白いのは、金木くんがアシタカであり、もののけ姫であること。
2人の要素が混ざっていながら、それでも、平和的な解決を望むのですな。

しかし、第六話で起こったような悲劇が起こる。止めることは出来ないのです。

そういうの好きすぎるんですよ

ghoul2

わかっててもね、こういう物語が好きなんですよね。
もののけ姫だけでなく、∀ガンダムとかもこのプロットと言える気がします。ちょと違うか。

残酷ではありますが、その悲劇が悲劇であるほど、燃える。悲しめる。
カタルシスを感じるわけです。

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都内在住のおじさん。 3児の父。 座右の銘は『運も実力のウンチ』