素晴らしい三部作。読み切りました。
この三部目は正直凡庸でしたが、それでも一作目・二作目の凄さで引きずられるようにして一気に読破。
素晴らしいミステリーシリーズですな。金字塔といって差し支えない。
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カミーユ警部の恋人が強盗に襲われ、瀕死の重傷を負った。一命をとりとめた彼女を執拗に狙う犯人。もう二度と愛する者を失いたくない。カミーユは彼女との関係を隠し、残忍な強盗の正体を追う。『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』の三部作完結編。イギリス推理作家協会賞受賞、痛みと悲しみの傑作ミステリ。
三作目の凡庸さを語るのは他の人に譲るとして、三作目まで読んではっきりしたことがあります。
それは、この作品のキャストが勝手ながら決定したことです。
キャスト発表
まず、カミーユ。カミーユはね、『MONSTER』に出てくるルンゲ警部ですな。
それから、ルイ。ルイは文句なし。『こち亀』の中川でしょう。
そしてあたくしの大好きなアルマン。アルマンは大好きな柳家喜多八師匠です。悲しいことに、この方も鬼籍に入られてしまいました……。
そしてル・グェン。ル・グェンは西武の渡辺SD。
間違いない。
名作シリーズに違いない
読後感の悪さや、執拗な残虐描写には「ルメートルさん、すっきやねぇ」と呆れるばかりです。
しかし、それでもこのシリーズは名作でしょう。
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