世界一可愛いよ!ゆかりんの次に
表紙の女の子だけじゃないです、出てくる子みんな可愛い。
以前、『エマ』についてもフェチ具合が最高だ的な噺を書きましたが、これもこれですごいフェティッシュですよね。そこが最高なんです。
ちょっと絵は『EDEN』の遠藤浩輝に似てるなー、とか。
そもそも遠藤浩輝の短篇集に同名の短編の噺があったなーとか。
お二人は関係あるんですかね。
内面を抉りだす可愛らしさ
この先生の可愛らしさ。
いいじゃないですか。
行き遅れた女性の自虐と、愛されたい女性としての挟持。
その合間で揺れてますね。それをこの2コマで描く。
なかか味のある演出ですね。
いいじゃないですか、セカイ系発想。
若者の特権ですよ。目付きの悪い女の子の部屋は、意外とぬいぐるみとかでファンシーってぇのも乙ですね。江戸時代なら美人と言われていたかもね、この子。
この目付きの悪い女子高生の可愛さがわかる人とはいい酒が飲めそうです。
この作者の方、柳本さんとおっしゃるんでしょうか、人のコンプレックスとか弱い心とか、そういうのを物語の流れの中で生み出すのがすごく上手。
あんまり著作は多くなさそうですけど、とても好きです。
次回作に期待ですね。とりあえず『女の子が死ぬ話』を読みます。
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都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
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