ちょっと前になりましたが、備忘録的に。
桃月庵はまぐり『たらちね』
ここ2年位、はまぐりさんの前座に立ち会うことが多いような気がします。
今回は『たらちね』。
サゲは「賤の男」のあたりでした。「あ~ら我が君」なんて今は分かりづらいですものね。「よってくだんのごとし」なんてね。意味分からんもの。
春風亭昇太『猿後家』『茶の湯』
『猿後家』という話、久しぶりに聞きました。
久しぶりすぎてすっかり話の筋を忘れてしまいましたよ。結局あの太鼓持ち、最後はしくじるんでしたっけね。
『茶の湯』、この間都民寄席で瀧川鯉昇のやつを聞いたばっかり。
同じ師匠だけど、やっぱり個性が出ますね。鯉昇師匠の「むくのかわ」を省く演出、僕は好きだったなぁ。昇太師匠のはオーソドックス。だけど面白い。
柳家三三『元犬』『金明竹』
三三師匠の洒脱さ、軽妙さがまさに発揮された二席。
こういう前座噺のようなものをさらっとやってガチッと面白くパッケージしてくれるのがこの師匠のすごいところ。十二分に堪能させていただきました。
元犬のサゲ、オリジナルかしら。
あの母犬に会うパターン、知らないですなぁ。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- モーリス・ルブラン著『奇岩城』 俺のホームズになにしてくれてんだ - 2024年4月9日
- シアン・ヘダー監督『コーダ あいのうた』感想 - 2024年3月31日
- 伊賀泰代著『採用基準』感想 「リーダーシップ」の定義とは - 2024年3月30日