名古屋飯

妻の実家に帰省中。結婚して4年にもなると、他人の家でも過ごし方が分かってきます。向こうもあたくしの扱いを心得たもので、黙ってビールを冷やしておいていただいちゃって。

こうなるとやりたい放題。家族孝行を午前中に済ませ、名古屋飯。味が濃い。ただそれが旅愁というか帰省感を演出してくれているのは確かです。
ニンニクと油で味付けしてあるところに加えて、これでもかという胡椒とトマトソース。粋の美学とは真反対にある野暮天の料理だが、これはこれで否定しきるほど悪くないのです。いや、むしろ田舎ぽくて良いとすら思えます。

ひとつだけ断定できるとすれば、こんな分かりやすく舌に刺激がくるものを子供の頃から食べてたんじゃ、そりゃ蕎麦とかおでんとかはパンチが足りないものに感じるかもしれませんな。

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