青春アドベンチャー『私の彼はポワンカレー』が面白かった

久々に面白かったです。

『青春アドベンチャー』というNHKのラジオドラマなんですがね。

たまーにいいチョイスするんですよ、『オーデュボンの祈り』とか『フランケンシュタイン』とかね。

今回の『私の彼はポワンカレ』も、久々にヒットでした。
多分、周りの評価はそうでもないのかもしれないけど。

アカネは、天才的な味覚を持った女子高生。近所でカレー屋を営むケンイチさんに片思いし、彼が挑む「究極のカレーづくり」を応援していた。一方、幼なじみ の理数系オタク・ツルマキは、アカネがつくるカレーにベタぼれだった。そのころ町では、評判の料理店の味が、謎のグループ「アジアジ団」によって次々と盗まれるという事件が発生。ケンイチさんのカレーの味も盗まれ、アカネはツルマキとともに追跡に動き出す!
誰にも身近な料理「カレー」をめぐる、SF冒険ファンタジー。天才少女が毎回繰り広げるおいしいカレーのつくり方に、あなたもきっと、カレーが食べたくなる!

タイムトラベルものとしての作りや、ラブコメ的な要素、ミステリ要素、くわえてサスペンス要素。
どれもね、イマイチなの。中途半端。悪く言うなら雑。

でもね、そんなのどうでもいいんです。たった5回の話だし。

このドラマが面白かったのは、ずばりテンポと言葉選びのセンス。

「おれ、実は未来からきたんだ」
という幼なじみの男のセリフに対してヒロインが言うのが
「え、じゃあ先輩じゃん」

というズレ方。
タイムマシンが犬小屋というチープなガジェット感。

どれもラジオドラマにちょうどいい。短編なんだもの。それくらいでいい。

あと、カレーは本当に美味そうでした。
耳で聞いてて、腹が減ったもの。

良いドラマでした。作者の鹿目由紀さん。
劇作家の方なのかしら。本はamazonではヒットゼロでした。
今後に期待しちゃう。

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