原作が好きなんですよ、高橋秀実さんの。
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高橋さんの文章って本当に読みやすくて、全くストレスにならずに、それでいて中身が充実していて飽きさせません。文章のうまい人ってのは、本当にこういう「水のような」文章を書きますよね。
話はそれますが、そのドラマ化。
嵐の二宮くんが主演ということで、妻と期待して観ていました。
ドラマ自体は悪く無い…と思います。けして良くはないけど。
キャストが『あまちゃん』をオマージュしすぎているのはご愛嬌としても、「なんとか『あまちゃん』ぽい面白いものを!」というプライドがあるんだか無いんだか分からない熱意は伝わってきます。
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でも、許せないのは、投げ方。
野球映画とかドラマでありがちな、「エースが女投げ」問題です。今回は二宮くんがその対象だと言えます。
この物語上、主人公たちのチームは「弱い」ので、「投げ方が高校球児らしくない」という点はそんなにカチンとは来ないです。
けれど、だからといって、女投げはない。酷いです。
あ、「女投げ」ってのは差別用語ですかね。
「手投げ」っていうべき?
ちょっと、ねぇ。
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