味噌ラーメン界の巨星を食してきた
確かに美味かったです。
味噌ラーメンは、これはこれで一つの大きな枠だと思っています。
なにせ、ちょっと前までは美味しい味噌ラーメンを出す店は少なかったですから。
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そもそもラーメンの味噌は臭い消し?
牛鍋屋など家畜の食肉を使用する料理では、臭みのある料理に味噌を使用して臭いを抑えていた。同様に、豚骨などでとった臭みのある出汁に味噌を入れて臭いを抑える事が可能である。1955年頃に、札幌の『味の三平』で、味噌を重視した店主の大宮守人が豚骨スープに味噌を加えた「味噌ラーメン」を開発したとされる。なお、客の要望で豚汁に茹でた麺を入れた説は、『味の三平』の現店主によって否定されている[1]。
とあります。なるほど、臭みを消すために味噌をね。
そもそも味噌とラーメンの相性は良くはないと思うのですよ。味噌って煮込むと風味が飛んじゃうじゃないですか。
だからか、『どみそ』でも味噌は作る前にスープとは別に溶いておいてありましたね。今や常識かもしれませんが、昔はそんな丁寧な仕事をした味噌ラーメンって食べたことなかったです。
味噌ラーメンでは三本の指に入る
そして肝心のどみその味噌ラーメンですが、あたくしが食べてきた味噌ラーメンのなかでも三本の指に入る美味さでした。
ニラやニンニクが効いていてスパイシーだし、何気に注いでくれたビールが美味しかった。「ビールの美味いラーメン屋さんはラーメンも美味い」の法則です。
味玉が変にこだわりがないのも◯。今やどこも半熟ヒーローですが、普通のゆでたまごでした。安心の印。
多摩境にある『いはし』、高田馬場の『純連』、そして銀座の『どみそ』ですかね。
ま、あくまでマニアでも通でもない、普通のおじさんのベスト3ですけれどもね。
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