ジェフリー・ディーバー氏の本が原作。
読めるなら原作で読みたいけど、英語力不足ですわ。
顔の力が強すぎて、そんなに好きなタイプじゃないけど。
一方、デンゼル・ワシントンは知的で我が強そうで、なかなか好き。言っちゃ角が立つかもしれないけど、黒人インテリイメージ俳優のハシリじゃないだろうか。
ミステリ要素もあるけど、ほとんどサスペンスで、古書に由来した殺人ってところの意味はあんまり感じなかったですな。
この間読んだ『悲しみのイレーヌ』のような”昔のマイナーな本じゃなきゃダメ”な理由が希薄。
別に犯人にとっちゃ、この『the bone collector』だろうが古今和歌集だろうが、デンゼルに分からないようなミステリを作れればそれで良かったんだろうに。
俳優の力は素晴らしかったけど、筋が普通レベル。
復讐劇にしては、”犯人らしさ”に欠けているように思いました。
The following two tabs change content below.
都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
最新記事 by 写楽斎ジョニー (全て見る)
- 黒澤明監督作品『まあだだよ』感想 所ジョージがハマってる - 2024年9月24日
- 隆慶一郎著『時代小説の愉しみ』感想 こだわりの時代小説おじさん - 2024年9月22日
- 辻村深月著『傲慢と善良」』感想 でもモテ男とクソ真面目女の恋愛でしょ - 2024年9月17日