ジェフリー・ディーバー氏の本が原作。
読めるなら原作で読みたいけど、英語力不足ですわ。
顔の力が強すぎて、そんなに好きなタイプじゃないけど。
一方、デンゼル・ワシントンは知的で我が強そうで、なかなか好き。言っちゃ角が立つかもしれないけど、黒人インテリイメージ俳優のハシリじゃないだろうか。
ミステリ要素もあるけど、ほとんどサスペンスで、古書に由来した殺人ってところの意味はあんまり感じなかったですな。
この間読んだ『悲しみのイレーヌ』のような”昔のマイナーな本じゃなきゃダメ”な理由が希薄。
別に犯人にとっちゃ、この『the bone collector』だろうが古今和歌集だろうが、デンゼルに分からないようなミステリを作れればそれで良かったんだろうに。
俳優の力は素晴らしかったけど、筋が普通レベル。
復讐劇にしては、”犯人らしさ”に欠けているように思いました。
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都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
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