名作マンガ『う』で紹介されていた、うなぎの聖地・三嶋神社。
あたくしもレベルは低かれど「うなぎ者」として、一度は行かねばならぬと思っていたところでした。
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偶然、京都で時間が出来た上、お腹がいっぱいだったので、少し腹ごなしにと思って参拝いたしました。
思っていたより…狭い感じですが、思っていたより由緒正しい感じ。
ビルの裏の、本当に小さなスペースにあるんですが、ちゃあんと来歴が書いてある。
それによると、うなぎを食べて精力をつける、というのはちと違うようで。
皇子の居なかった後白河天皇が大阪府高槻市の三嶋神社にお参りされ、無事に男の子が生まれたことからこの社殿が出来、神社になったんだとか。
その時は、うなぎを断ち、祈願が成就、つまり子供が生まれてから、うなぎを食べたとか。
つまり、子作りのための精力をつけるためにうなぎを食べたわけじゃあ、ないんですね。
今やマムシかうなぎかってぇくらい、精力がつく食べ物とされていますが、それは近年、それこそ平賀源内あたりからの言い伝えなんでしょうか。
場所は清水寺のちょっと南。
坂を登りますが、なかなか街情緒豊かな場所にあります。
お近くへ行かれた方はぜひ一度、足を運んでいては。
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