買ったまま積んであった本ですが。
[amazonjs asin=”4048691899″ locale=”JP” title=”ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)”]
とにかく知的でかわいい栞子さんに脱帽。
ミステリとしても、テンポが良くて軽くてポップ。
深遠な謎を解きたければディクスン・カーや横溝あたりが良いんでしょうが、たまには国産ミステリで軽めのものを、というならこういうのですよね。
正直、『櫻子さんの足元…』や『GOSICK』などの「超絶的な知識と美貌を持ったヒロインに振り回される弱気なヒーロー」みたいなのは嫌いじゃないんですが、ありふれすぎている感じもします。
最近観た『掟上今日子…』もそれですな。
時代背景や住所なんかが等身大のこととしてスラっと入ってくるので、すごく気持よく読める。こういう読書、いいですねぇ、改めて。
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都内在住のおじさん。
3児の父。
座右の銘は『運も実力のウンチ』
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